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FAQ

よくある質問

測定時の中心オフセットに基づいて»toolBalancer«には卓越した精度があります。この利点は各工具に効果を発揮します - しかし小型HSC工具の場合に顕著です。

確かに、これは可能です。»toolBalancer«のスピンドルには汎用性という特徴があります。ZOLLERバランシングアダプターをスピンドルに組み込むことができるほか他のメーカーのアダプターも可能です。

整備のしやすさは市販の他のバランシング装置との主な差異です。»toolBalancer«の安全カバーフード»twinPanel«から始まりました。バランシング中に部品が緩んだりオイルと接触してガラス板が変化した場合、直ちにカバーフードを一括交換しなければならないとは限りません。カバーフードは二枚ガラス製です。ここでは内側のガラスのみ交換できます。こちらのガラスは「犠牲ガラス」と呼びます。このほかにも、スピンドルにアクセスしやすく、またすべての電子部品は障害が発生しない操業のためにコントロールキャビネットに入念かつ安全に取り付けられています。コントロールキャビネットとドライブおよびセンサーの位置はメンテナンスおよび整備作業の際に最適にアクセスできます。

»toolBalancer«は新開発製品で、最新技術および改善された人間工学的デザインによっています。このため高精度であり、操作し易く、安全性が認証を取得しています。

このビデオで»toolBalancer«のアンバランス補正プロセスの流れをご覧ください。

ZOLLERには製品ごとに個別の情報を得られる一連のサービスがあります。例えばバーチャルショールームで1対1でのエキスパートとの話し合いができます。Microsoft Teamsまたは電話でも対話可能です。または弊社のスマートファクトリーにお立ち寄りいただくこともできます。

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バランスの取れた工具を使用すると、工具の長寿命化、振動の低減、スピンドル速度の向上、加工部品の仕上げ表面の向上、そして最も重要なことですが、スピンドル寿命の延長が可能になります。
工具のアンバランスは、過度の遠心力を生み出し、スピンドルのベアリングを損傷する可能性があります。このような損傷は、スピンドルの寿命を縮め、コストのかかる計画外のタイムロスにつながる可能性があります。

切削工具は、シャンク部(ウェルドン面)が平らであったり、プロファイル切削工具は重量配分が非対称であることがあります。このような切削工具をバランス調整されたホルダーに組み付けると、工具にアンバランスが生じます。コレット、クランプナット、ストップスクリュウ、ツールIDチップなども、工具にアンバランスをもたらします。これらの部品を追加すると、ISOバランス規格に適合させるために、工具の再バランスが必要になる場合があります。

ZOLLERはボア型カッターとシャンクサイズの異なる工具をクランプするための特別なアダプターを提供しています。

工具ホルダーのバランスを「静的」にとるか「動的」にとるかは、次の経験則を目安にするとよいでしょう。

静的:1 平面バランスは、動作速度が20,000 rpm未満で、ホルダーの全長がツールホルダーの最大直径の2倍未満のツールホルダーに適用されます。

動的:2 平面バランスは、動作速度が20,000 rpmを超えるか、ホルダーの全長がツールホルダーの最大直径の2倍を超えるツールホルダーに適用されます。

Gは、バランシンググレードを示します。CNC工作機械、工作機械駆動部、工具業界では、仕上げ工具にG2.5、荒削り工具にG6.3、研削砥石にG1が使用されています。

これらは、DIN ISO 1940-1に基づく品質等級です。

バランシング技術では、アンバランスを補正するために3つの方法があります。 

スクリュー方式による材料の追加
ドリルやフライスによる材料除去 
アンバランスリングによる材料の移動。

もし、振動や切削音が原因で主軸が2000rpmしか回っていないのであれば、それはアンバランスな工具アセンブリを使用していることが原因です。工具のバランスがとれていれば、より高い回転数、送りが使用でき、収益性が高まります。

アンバランスを測定するための単位です。アンバランスが発生する原因は、回転軸の外側に回転質量があることです。アンバランスは、この質量と回転軸からの距離の積で表され、例えばグラム・ミリメートル(gmm)やキログラム・メートル(kgm)のような単位で表されます。

MYZOLLERポータルではデジタルイベントについて、さらにショップではその他多くのZOLLER先端技術をご覧いただけます。